「釣り」という遊びに人生ごと飲み込まれた哀れな男の愉快な記述。

ブラックバス・トラウト・オフショア! ハンドメイドルアーの専門店 ルアーショップ「ギジェット」
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10/03(金) 23:55
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2008年 10月 4日 (土)

Iwadeの虎探検隊vol.05〜主をねらえ!!〜


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実兄備長炭の40cm
Nice bass.
Image161.jpg
虎の釣った28cm 状態は良かった
少々早いですが我が部屋に遂にこたつが導入

されました。虎です。

土曜日は実兄備長炭と地元で唯一のブラック

バス管理釣り場「桜池」にいって来ました。

まず簡単に桜池の説明を。

桜池は江戸時代初期に作られた灌漑用貯水池

で、規模こそ小さいですが水深があり、

また水草などが豊富で魚の成育にはとても

向いている池といえます。

第1次バスブーム期に何者かによってバスが

放流されバスの釣り場が限られていた

当時、多くの釣り客でにぎわいました。

しかし、釣り人の駐車などのマナーの悪さ

から近隣住民から苦情が多く寄せられ、

10年ほど前に管理釣り場化し苦情は一応

の沈静を見ました。

それ以前に、釣り人の盛んなバスの野池へ

の放流により紀北でのバス釣り場が増え、

釣り人が分散され、また第2次バスブーム

の終焉により釣り客は減少。

今では知る人ぞ知るマイナーフィールド

となりました。

しかし、特定外来法制定以前に琵琶湖や池原ダムの所謂フロリダ種を

放流し、現在そのバスがもともと魚の生育に適した環境の桜池で巨大に

なり、数多くのデカバスが釣り上げられ再び日の目を浴びようといます。

現在70cmが3本、60オーバーはかなりの本数が釣り上げられています。


というわけで、午前6時過ぎに準備を整えて出発。

ボート屋さんが7時からなのでこの時間の出発となる。

ちなみに借りたのはハンドエレキつき3人乗りボート。

7時過ぎ到着。まず桜池の状況を一目見るとかなり減水していることに

気がついた。そして既に結構な数のボートが浮かんでいる。

こうしちゃおれんとすぐさま受付を済ませボートに乗り込む。

3人乗りとだけあって2人では結構広い。

釣具を乗せるととりあえず沖に向けてエレキを動かした。

まずはあまり人が入っていない水深のある岬周り。

水面でベイトフィッシュらしき魚影がピチャピチャと浮いていて所々で

魚の捕食音も聞こえる。

これは中々タイミング良くエリアに入れたようだ。

虎がまず何を投げようと吟味していると、備長炭はすでに6インチグラブの

テキサスを投げていた。

そして数キャストして備長炭の竿が曲がる。

備「これは結構あるぞ!」

虎「マジで!いきなりかよ!」

備「いやそんなないかな・・・」

虎「どっちやねん」

そうこうしているうちに魚が水面に現れた、40ぎりくらいか?

すぐさま虎がハンドランディング体勢に入る。

備長炭は慎重に竿をコントロールし、寄せてきたところで虎がガッチリ

下あごをキャッチ。

流石顔は全く似ていないが血の繋がった兄弟。

連携プレーはばっちり息ピッタリだ。

計測の結果、読みどおりジャスト40cm。

前回同様備長炭40うpキャッチである。

ここで釣り上げた備長炭のコメント。

備「俺今普通の顔してるけど、めっちゃ興奮してるし足ガクガクやかな。」

前回の探検隊シリーズから今回の釣行までの間、釣りに行きた過ぎて、

無意識に口から「釣りに行きてぇ」と漏らし、挙句の果てに釣りを

してる夢まで見てしまうくらい釣りに飢えていて、やっとの釣行で

40うpを釣ったのだから、まさに感激の極みというものだろう。

しかしそのあと魚は続かず、見渡しても他の船が掛けている様子はない。

ところどころで魚がライズしたりベイトを襲っているのが見えるので

活性が悪いようではないのだが。

やはりプレッシャーが高いのだろうか。

その後、北のフラットのウィードエリアに行き、さらに池を縦断し南

の護岸エリアに入った。

中央に階段がありそのエリアを中心に攻める。

すると得意のネコリグをネコネコしていた虎に待望のファーストヒットが。

掛けた瞬間そんなにでかくないとわかる引きだった。

サイズは28cm。まぁぼちぼちといったところか。

ここで再び北のウィードエリアに入りなおす。

このウィードエリアは水草が水面まで伸びていて、エレキに絡まないよう

に遠くからアプローチしていたが、少し流されて水草の群のなかに入って

しまった。

ボートポジションを戻そうとエレキを握ったそのとき、ウィードエリア

からおびただしい数のバスが現われた。

しかもただのスクールではない、平均サイズが50cm以上あるデカバスの

スクールだ。

そのデカバスの中でもひときわでかい奴がいた。

見た限り虎が今年春日川でバラした60オーバーより遥かにでかい。

それが本当にブラックバスなのか自分の目を疑った。

桜池・・・恐ろしい子!(気絶)


その後そのウィードエリアで粘って見えバスと格闘していたがチビバスが

2匹掛かっただけで、結局でかバスを捕らえることなく終了した。


2008年 10月 3日 (金)

地元巡り


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35cm ヒットルアーはミノー
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36cm バイブで
後期授業が始まってから初めての週末です。

虎です。

今週の金曜日は実習が無かったのでカレッジ

の同級生で奈良出身のI君と共に我がホーム

周辺を釣り周りました。

午前5時半、近所の駅前で集合。

一旦自宅まで案内し釣具の準備を整え出発。

最初に行った池は最近50うpを2本捕獲した池。

本来この池は今の時期水位が下がっていて全

周できるのだが、昨日雨が降った影響で少し

だが水位が上がり周るのが難しくなっていた。

とりあえず水は良くなっていたので、魚の

コンディションは良好だろうと思いI君にも

プラグで攻めても大丈夫と言っておいた。

すると早速I君がヒット。

サイズこそ30cm弱だったが、早速魚からの

反応があがりこちらのモチベーションが

上がる。

直後続けてI君がヒット。サイズは先ほどと

同じくらい。

どうやら魚はだいぶ高活性らしい。

その30分後、虎に待望のファーストヒット。

ルアーは3Dミノー。

軽くジャークを交えて引いてきたら食ってきた。

サイズは35cm。魚の状態も非常に良い。

さらなるサイズアップを狙いたいところだが、その後魚からの反応が

途絶える。

何とか池の岸を進めていたが遂に水位が上がった影響で進めないところが

あり、やむなくスタート地点に引き返すことに。

今度は池を逆周りに進んでみた。

かつてバズベイトで53cmを釣り上げた石積みの護岸をルアーを投げながら

渡っていく。

岸と平行に底の石に当てながらバイブレーションを引いていると何回か

アタリがあった。

リトリーブ方法を何回か変えると足元でヒット。

サイズは36cmで若干のサイズアップ。

その次のキャストで同様の方法でヒット、サイズは落ちて30cm強。

そのまた次のキャストでもヒットし3連荘。

サイズはまた落ちて30cm弱。

そのあと再び反応が無くなり、I君が別の池に行くことを提案したので

移動した。

次の池はこのブログでも馴染みのある紀伊の池。

今年はこの池で50うpが4本も出ているし、40以上も数多く出している。

前回の探検隊シリーズで実兄備長炭も44cmという輝かしい成績を残して

いる。

とにかくウィードが多く、バスの密度も濃い。

到着早々虎がネコリグで20cmちょっとの小バスを釣り上げた。

数を出すのなら格好の場所である。

この池は足場も安定しているため、二手に分かれて池を周ることにした。

虎が入り口付近で小バスと戯れていると、奥に進んでいたI君が魚を掛けた。

遠目に見ても竿の曲がりがそれのでかさを表していた。

慎重に寄せて来たが、魚が水面に現れてキャッチまであと2、3mという

ところで痛恨のバラシ。

I君曰く42、3cmはあったという。

和歌山釣行待望の40うpだっただけにショックを隠しきれない様子だった。

昼を過ぎた頃に虎にもでかいバイトがあった。

ネコリグをフォールさせていると、途中から糸の沈むスピードが急に

上がって水中に引き込まれていった。

あわせると魚は凄まじい勢いでウィード方向に走り出しドラグは止ること

なくそのままフックがはずれた。

確実に40以上はあっただろう。

その後昼食をとるために一旦釣りを中断。

昼食後、次の日に桜池で釣りをすべく帰って来た実兄備長炭と合流し、

最後のポイント秘境へ。

釣り人が来ることがほとんどなくバスがスレていないため最後に

とったおいたのだがあまり振るわず。

結局秘境ではI君が1匹、備長炭が4,5匹、虎がノーフィッシュで終了し、

今回の釣行は終了した。

数こそつれたもののでかいバスが出なかったのが悔しいところだ。


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