「釣り」という遊びに人生ごと飲み込まれた哀れな男の愉快な記述。

ブラックバス・トラウト・オフショア! ハンドメイドルアーの専門店 ルアーショップ「ギジェット」
2009年1月の記事
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2009年 1月 30日 (金)

シ ー ズ ン 始 ま っ た な


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今年初バス35cm
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虎の真骨頂、クランクでの30cm
まだまだ寒い日が続きますが、皆さんいかが

お過ごしでしょうか。虎です。

先週のトラウト実習の後、ふと今年

1回もバス釣りに行ってない

ことを思い出し、日曜に池の様子見がてら

釣竿片手にバイクを走らせた。

とりあえず秘境に行ってみたら、ほぼ満水に

なっていて打つポイントがほとんど

無くなっていた。

フローターを出せるくらい暖かくなるまでここ

はしばらくこれないと悟り秘境を後にする。

次に昨年50うpを4本釣り上げた池にやってきた

、水かさはやや増えているものの、

釣りをするには何の支障もない程度なので

釣りを開始した。

この池は水草がかなり生い茂っている池なの

だが、ほとんどが真冬の今でも枯れずに残って

いるのでこれは期待できそうだ。

しかしそこから3時間、粘れど粘れど何の反応も

無く手はかじかみ体は冷え切りもはや体力の

限界そろそろ帰ろうかというまさにそのとき。

竿先に先らかな魚信があらわれた。

あ!と思いあせってあわせるとすっぽ抜けた。

巻き上げるとワームも魚も何にも付いていないフックが虚しく帰って来た。

午後6時、その日の釣りは終わった。

しかし、ワンチャンスをモノにできなかった悔しさより、こんな時期でも

バスはエサを食うという事実を発見した興奮が勝っていた。

そして今日、リベンジを果たすために釣りに行ってきた。

今日行ってきたのは打田で唯一釣禁にならず残っている池。

小規模ながらこちらも水草や倒木などの障害物や地形変化に富み、大型の

存在も確認されている。

今週は月曜から晴れ続け、木曜日で最高気温が15℃近くあった。

今日の天気は曇りだったが、木曜の夜から曇りだしたおかげで放射冷却が

抑えられ、最低気温が8℃もあった。

現場に着いた時点で気温は13度、水温は10℃あり日曜とは打って変わり

釣れる可能性はかなり高い。

まずは倒木が多く沈んでいるハードボトム地帯にネコリグをヨシノボリ系の

エサをイメージして通していく。

何投かしてチョンチョンと竿先を煽ってステイさせていると、動くはずの

ないラインが弾かれたようにパンと動いた。

それを見た瞬間、何も考えず脊髄反射でアワセを入れた。

腕に久しい重量感が伝わってくる。

冬であまり動けないのか引きはあまり強くなかったが、

独特のヘッドシェイクで水面を踊る姿はやはりかっこよかった。

真っ白にやせ細った魚体は35cmだった。

サイズはまずますだが、この時期にしては貴重な一本だろう。

そこから、もしかしたらでかいバスはシャローに出てベイトを追っている

かもしれないと思い、フローティングミノーにチャンジした。

ジャークですばやく動かし、止めて浮かし魚に食わせる間を与える。

はたしてプラグでこの時期のバスは釣れるのか。

池の角の部分に投げ、ミノーをジャークする。

止めて浮いてきているミノーがキラッっと光った。

不審に思った次の瞬間、竿先に重さが伝わる。

なんと本当に自分の考えたとおりにバスが食ってきたのだ。

しかしアワセを入れるのが遅すぎてバレてしまった。

今日のバスは自分が考えている以上に活性が高い。

プラグで釣れる可能性は十分大有りのようだ。

その後雨が降り出してきた。この時期雨が降られると、せっかく上がった

水温が下げられて魚の活性が悪くなると考えられているが、こういう雨の

降り始めはむしろ活性が高くなる場合もある。

雨が水面を叩くことにより池の水に酸素が補充され、冬の間悪くなった水

を良くし、雨音が釣り人の気配を消してくれるからだ。

しかも降ってきた雨は鹿児島沖で暖かく湿った空気を伴って発達した

低気圧による雨で、所謂温かい雨というものだった。

つまり状態はいいほうに向かっているといえる。

そこから雨音でミノーの存在がバスに気付かれないと思い、雨音より

でかい音と振動を出すバイブレーションに変更。

するとグリグリと巻いてきたバイブレーションに足元までバスが

追いかけてきた。やはり魚の活性は上がっている。

食いきらないのはスピードが速すぎるからだと考え、なるべく存在感の

強いクランクベイトに変え再び巻いてくる。

ベイトロッドにゴンッ!という衝撃が伝わった。

完璧な読みどおり


サイズは30cmだったが、さっきのバスより結構引いた。

良く見るとヒレがピンと長くて傷がついていない。

恐らく日常的にベイトを追っかけているからだろう。

今日の釣りはこの一匹を最後に終了した。

今年2回目のバス釣りだったが幸先のいいスタートといえるだろう。

今年は去年達成できなかった60捕獲を目標にしたい。

そんなわけでブラックバスさん今年もよろしく。


2009年 1月 25日 (日)

渋かった芥川


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ミノーにくらいついてきたイワナ
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40cmジャストのレインボー
この金曜日もまた芥川トラウト釣り場に行って

きた。虎です。

今回の自習は自由参加のものだったが、せっか

くなので参加した。

前回はフライを主な実習内容にしていたが、

今回はルアー・フライどちらをやっても

自由だったので、ルアーで狙うことにした。

午前9時より釣り開始。

前日に雨が降り、水はやや濁り気味だが全く

問題ないレベルだった。

しかし気温がかなり下がっており、冷水性の

トラウトでも流石に食い渋りが予想された。

早速川に下り釣りを開始する、最初にセレクト

したのはスプーン0.9gの濃いグリーン色。

ここの魚は全て養殖魚なのでペレット飼料を

意識したカラーセレクトだ。

朝イチでスレていないのか数投でヒット。

25cmくらいだったが、幸先のいいスタートだ。

そこから数匹釣ったところで魚の放流が入った。

しばらく放流されたばかりの魚が釣れ続けて、ほとんどの参加者が魚を手に

したのだが、スレてきたのか水温が低いせいなのか魚の食いがたいぶ落ちて

きた。

カラーローテーションを繰り返したり、アクションを変えたりいろいろな

工夫を凝らしてみるのだが、魚からの返事はいまひとつ。

昼前になり、参加者全員で一匹の寸長を競うトーナメントが始まった。

ようはでかいのを釣れば勝ちなのだが、このイマイチな状況ではサイズ

が思うように伸びない現実。

トーナメントが始まって1時間近くたっても、暫定1位のサイズが25cm

だった。

ちなみに虎は大物がプラグに反応を示すことに気付き、ミノーにチェンジ

していた。

しかも、スプーンでは狙えないような流れのきつい場所にミノーを流して

流れの中の石などの変化についているでかい魚を狙っていた。

これは渓流で大アマゴをルアーで釣るときのやり方なのだが、芥川管理

釣り場のような自然の川を利用した釣り場などでも効くようだ。

それを証明するように、ミノーが流筋を流れてよどみに入りバランスを

崩した瞬間、直下からミノーめがけ魚が食らいついてきた。

釣れたのはなんとイワナ。

渓流魚でも川の最源流部に生息し攻撃性が強いこの魚は、ミノーへの反応が

いい。

また別の筋にルアーを流していると、再びミノーがひったくられた。

ミノーを丸呑みにしたその魚は、軽く40cm以上だっただろう。

しかしフッキングした瞬間無念のラインブレイク。

マス系の魚は歯が鋭く、ルアーを丸呑みされるとかなりの確率でラインを

切られてしまう。

この精神的ショックはでかかった。

しかもとどめを刺すように、仲間の1人が「でかい!」と声を上げる。

そいつはフライで狙っていたのだが、見たところ確実に40cmオーバーだ。

サイズを測ると46cm。

前回の自分の魚よりでかかった。

すっかりテンションが大暴落した虎は、しばらく釣れ伸びず。

やっとの思いでスプーンを食わせた40オーバーも、またもやルアーごと

持ってかれてしまう。

しかし諦めずスプーンを投げ続けた虎に待望のビックバイトが!

掛けた瞬間凄まじい勢いで走り出し、ドラグが鳴り止まない。

寄せようとするとまたラインがでていってしまう。

この前の45cmよりはるかに走る。

むしろコレがレインボーの本来のファイトなのだろうか。

なんとかランディングに成功した魚は40cmジャスト。

ミスを連発したが、試行錯誤の末結果を出せたので満足だった。

ちなみにトーナメントは2位でした。


2009年 1月 17日 (土)

初ビックフィッシュ


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寒い時期でもトラウトは元気です。
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45cmのナイスレインボー
金曜日に今年最初の実習に行ってきました。

虎です。

今回の実習の内容は管理釣り場のトラウトを

フライで狙うというものでした。

そう虎は今回初めて

Fly Fishing

に挑戦しました。

フライフィッシングは、その名のとおりハエ

などの水辺に生息する虫を模した毛ばりを

使い魚を釣る釣法です。

ヨーロッパを発祥とし、イギリスでは

紳士の嗜みとして広く普及しました。

日本にも古くから毛ばり釣りとしてテンカラ

が存在しますが、専用のリールにある程度

重さのあるラインを巻き、そのラインの重さを利用した独特のキャス

ティングで軽いフライを遠くまで飛ばせるなど、いくつかの相違点が

あります。

フライの種類は大きく4つあり、内3つは羽虫の成長段階で区分されて

います。

まず成虫を模したドライフライ。

水面に浮き、魚が食う瞬間を見れ中々興奮する。

フライフィッシングの代名詞的な存在で、フライ釣りをしたことのない人

がイメージするのはこのフライでしょう。

次にウェットフライ。

成虫に羽化するため、羽虫の幼虫などが水面直下を漂っているのを模した

フライです。

次がニンフフライ。

羽虫の水生幼虫、渓流のエサ釣りで川虫と呼ばれるものを模したフライ

です。

中層から底付近を流すフライで、アタリを感知するためにバイトマーカー

と呼ばれるウキのようなものを付け使用します。

ちなみに日本のテンカラはほとんどがこのニンフフライの定義に入ります。

4つ目は、最初にフライとは虫を模したものといいましたが、

湖のトラウトを狙うのに小魚を模したストリーマーというフライを

使用したりします。このストリーマーというのはルアーのように

アクションをつけて魚を誘ったりします。


といわけで実習が始まったわけですが、まずはフライのキャスティングを

練習するところから始まりました。

フライキャスティングは今までのルアーキャスティングと飛ばす原理が

全く異なります。いくらルアー釣りの経験が豊富でも、こればっかりは

簡単にいきません。

悪戦苦闘しながらなんとか先生の合格をもらい実釣を開始できました。

しかし、初体験のつりなので要領がつかめず、中々魚を手にすることが

できません。

何度かバイトがありましたが、なぜかタイミングが合わずハリ掛りしません

でした。

5回目ぐらいでやっとノリ、フライでトラウトをキャッチできました。

その後、ルアーでねらう許可が下りたのでルアーで狙うことにしました。

そしたら面白いように釣れんのな

本来数釣りで勝負したらフライが絶対的に有利なのですが、やはり自分は

フライが初めてだっただけに、ルアーの方が楽しいと思いました。

ルアーで一通り釣った後、仲間の1人が投げていたチャートカラーの

シャッドにでかいトラウトが反応しているのを目撃しました。

もしやでかい魚は派手目のカラーに反応するのではないかと思い、スプーン

の色をカラシに変えて魚の反応を見てみました。

数投してかなりでかいの魚がヒットしました。

今日は全体的に良く釣れていましたが、でかいのがまだあがっておらず

それを自分が最初に釣り上げました。

サイズは45cmでした。

これは間違いなく今日一番だと確信しましたが、写真撮影していると

さっきのチャートのシャッドを投げていた奴がこれまたでかそうなのを

掛けました。

サイズは49cmで負けてしまいました。

サイズは2番目でしたが満足いく釣果だったと思います。


2009年 1月 12日 (月)

自身5年ぶりとなるメールアドレス変更


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iphoneの箱をiphoneで撮影
今まで使っていた携帯が、そろそろ大往生を遂げ

そうだったので、携帯ショップにいって機種変更

をしてきました。

虎です。

そして選んだ機種は今話題の「iPhone」です。

iPodで有名なアップル社が、次世代型携帯通信機器

として開発したのがiPhoneです。

何故「携帯電話」ではなく「携帯通信機器」と書いたのかというと、

このiPhoneは電話としての機能より、インターネットによる通信をメイン

に開発され、その使い勝手は携帯電話というよりパソコンに近いからです。

そのため従来の日本の携帯電話規格を完全に無視しており。

まさにアメリカ企業といわんばかりの力押しっぷりが日本ユーザーから

大ひんしゅくをかっているiPhoneですが。

しょっちゅうメールやら電話する友達がいない虎

にとって、インターネット通信に秀でた機種というものに非常に

興味があり。

今回機種変更するにあたり選んだわけであります。

ネットで使用感想などを見ていたので、ある程度のひどさは覚悟

していたのだが、早速前の携帯の電話帳のデータが引き継げないとわかり

面食らいました。

めんどくさいと思いつつ手打ちでデータを写していくことに。

50件しかないからすぐ終わったけど

そしてすべて登録し終わり、メアドも変わったので登録お願いメールを

送ったが、

4割通信拒否されたね

どうやらiPhoneからのメールを一般携帯はパソコンからのメールととして

扱うらしい。

そして迷惑メール対策で、パソコンからのメールを拒否してる携帯には

メールを送ることができないそうです。

逆に笑えた

まぁ数少ないし、会った機会に声かけとけばいいかな。


2009年 1月 8日 (木)

慶春


本免許とったよ

皆さんあけましておめでとうございます。虎です。

七草粥食い終わったのにあけましてはねぇだろ、と自分でも思っては

おりますが、遂に2009年の幕開けとなりました。

昨日試験場に行ってきて自動車免許を取得しました。

やったね

今年は平成21年ということで、1990年生まれの自分はもう今年で19歳に

なるわけなんですが、こうして免許取ったりして、来年になったら成人式

だったりで。

ホント恐ろしいですよね

昭和生まれの諸先輩方にとって、平成生まれが成人して社会人になるなんて

恐ろしいことだとは思うんですけど

自分も恐ろしいです。

今年成人するのは昭和63(一部64)年生まれと平成元年生まれの方々ですが、

来年の成人式は全員が平成生まれの成人になります。

しかしこの平成という時代は、平成生まれの自分達でさえついていけない

ほど、電子機器や携帯電話や釣具まで凄まじい勢いで発達していきました。

自分が釣りを始めたのが小学校3年生ごろなんですが、当時では考えられ

ないぐらい釣具というものは進化したと思います。

シマノの電子制御ブレーキに、ダイワの155gという超最軽量ベイトリール

などなどあげだしたらきりがありません。

しかし道具の発達・進化というものは便利な反面、基本というものを

忘れがちにさせてしまいます。

誰が使っても同じように釣れる、それは大いに結構。

しかし人より一歩抜きん出ようとするなら、基本という磐石な基盤を

固めておく必要があると自分は思うのです。

今年から就職活動が始まります。

釣具業界への就職を希望するに当たって、もう一度基本を振り返り

、自分の釣りを磨きたいと思います。

本年もIwadeの虎「和歌山遊魚類研究所」をよろしくお願い申し上げます。



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