「釣り」という遊びに人生ごと飲み込まれた哀れな男の愉快な記述。

ブラックバス・トラウト・オフショア! ハンドメイドルアーの専門店 ルアーショップ「ギジェット」
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2009年 3月 8日 (日)

まだ冬を引きずった感じ


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スピナベで41cm
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秘境のバスは綺麗だ
なんか生徒会長的なものになった。

虎です。

ヒューマン大阪校にはコンシアージという

学内イベントの企画・運営をする組織が存在

するのだが、これに選ばれるには校長先生・

講師・職員らが面接官をする面接に通らな

ければならない。

なんかフィッシングの生徒はほとんど面接を

受けることになり、自分も面接の練習くらいの

気分でうけたのだがなぜか合格した。

で、先日そのコンシアージに選ばれた13人と

担当職員らの投票で、コンシアージ第4代

リーダーになぜか選ばれた。

ちなみに先代・先々代リーダーもフィッシング

の生徒で、今回のコンシアージ4期生13人のうち

6人がフィッシングカレッジ。


まぁそんなことどうでもいいや。

今日は久々に釣りに行ってきた。

なんだかんだで1週間以上釣りに行って

なかった。理由は上記の通りだ。

しかし最近はあまり天気がよろしくない。

先日も雨が降った。

ここのところ曇り空しか見てない気がする。

今日も空には雲が掛かっていた。

気温は11度、低くはないが高くもない中途半端な判断に困る数字だ。

最初にウィードが大量に群生している池に行った。

自分が池に入った時点で先行者がなんと4人も居た。

池の様子は水が白濁りしていてあんまりいい状態じゃない。

水温も気温のわりに大分冷たい、正直この池の春はまだまだみたいだ。

プラグで池の周りをさっと流して次の池に移動した。

次に行ったのは、50うpを3本と48cmを釣った非常にアタッている池。

しかし前よりやや水位が上がっていて池を全周できなくなっていた。

ポイントは限られたがまだまだ打つところは残っている。

クランクを中心にめぼしいポイントにルアーを送り込んでいった。

途中バスっぽい魚の反応があったのだが、ハリを掛けるまでは至らず

スローな釣りにシフトダウンしてもみたのだが、結局釣れずに移動する

ことにした。

やはり気温と水温がイマイチなのと、目に付きやすいところにある池なので

人が入ってスレたのかもしれない。

ならばスレてない場所に行けばいい、そう思いやってきたのは秘境。

もしかしたら水が減っているかも、と期待したがやはり満水だった。

満水の時の秘境はほんとに打つ場所が限られる。

自分が入ったのは流れ出しがあるシャローフラットエリア。

流れ出しでゴミが集まり枯れ葉や枝などが多く、なおかつシャローなので

クランクなどを引いていると引っ掛かって釣りにならない。

選んだルアーはスピナーベイト。

ゴミや障害物に引っ掛かりにくく、しかも今日の状況を考えてスローに

一定層をひけるコレがベストだと考えたわけだ。

広いシャローエリアをくまなく探っていく。

するとある場所で竿がゴッと入った、がすぐに元に戻った。

最初木かなにかに当たったのだと思ったが、そんな堅いものに当たった

感じではなかったし、底に当たったような感覚でもなかった。

もう一回同じ場所を同じように引いてみる。

また竿がゴッと入った、しばらく竿を止めて聞いてみる。

次の瞬間竿にグン!と重みが伝わり間髪いれずアワセを入れた。

よく引く、中々いいサイズだ。

41cm、このタフコンディションにしては頑張った。

それにしても今回のヒットルアーはスピナーベイト。

今年釣った5匹の40うpもクランクとミノー。

俺ってつくづくプラグ好きな日本人だな・・・


2009年 3月 3日 (火)

Iwadeの虎探検隊vol.06〜新快速の車窓から〜


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イワナ
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ミノーで食わせた39cm
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37cm
春休み突入。

虎です。

先週の金曜日、実兄備長炭と共に大阪府は

高槻市にある芥川管理釣り場に行ってきた。

芥川は何回か学校の実習で訪れたのだが、

川をそのまま管理釣り場にしたので、景色も

良く釣りをしていて非常に気分がいい。

春になれば管理釣り場はオフに入るので、ぜひ

ともプライベートで一度行ってみたいと

思っていると備とスケジュールが合ったので、

行くことになった。

新大阪に午前9時半に合流し、そこから新快速

に乗り高槻駅へ、駅からは市営バスに20分

ほど揺られ到着。

和歌山からは遠いが、大阪中心部から1時間

と立たぬうちに辺りは緑に覆われた

田舎風景になる。

和歌山人の自分からすれば大阪はどこも都会

なイメージがあったが、街から少し外れれば

大阪府内にも和歌山並みの田園風景が

広がっているのだ。

入漁券を買うために受付に行ったらおばちゃん

に「今日は水が多いで」と言われた。

前日から降り続いた雨の影響で川が増水

してるそうだ。

川を見てみるとたしかに水位が多少

上がっていて水の勢いが強い。

少々白く濁っていて魚の姿が全く見えない。

釣りは多少やりづらいだろうが、なんてこと

はないレベルだ。

それに今日は平日で他の釣り人の姿は見当た

らない貸しきり状態だ。

まず釣れないことはないだろう。

まずは流れが速いのでスプーンは使いにくい

と思いミノーを選んだ。

流れの筋を探っていく。

しかし増水の影響だろうか、魚の反応は全くない。

ここでルアーをスプーンの蛍光イエローにチェンジし、ルアーを手前に

引いてくるのではなく、流れに同調させてエサ釣りのように流していく

方法をとった。カラーをイエローにしたのは濁った水でも見えやすいように

したかったからだ。

魚からの返答は早かった、すぐさま1匹目がヒット。

そこから3匹ほど釣り上げる。

最初に竿を出したポイントから釣り下りながら進んでいたのだが、最初に

魚を釣ったところの少し下流の流れの弱いところでミノーを投げていると

40cmは超えそうなトラウトがヒットした。

静かな谷にドラグ音が響き渡る。

自分より先行していた備長炭がそれに気付いたのか、急いでこっちに

戻ってきた。

しかし無念、魚はランディングする手前でハリが外れてしまった。

「今のデカそうやったなぁ」と戻ってきた備長炭の手には魚が。

いつのまにやらファーストフィッシュをキャッチしたようだ。

それからどんどん釣り下って行き、とあるポイントで備長炭のロッドが

大きく曲がった。急いで駆け寄る。

ファイトの具合を見て中々型はよさそうだ。

寄せてきた魚を自分がランディングしてあげた。

サイズは38cm。尾がボロボロの魚だった。

養殖の魚は大きくなりすぎるイケスの網に尾が擦れて形がいびつに

なってしまうことが多い。

尾がきちんとついていれば40オーバーだったかも知れない。

そのあと今度は自分の竿が大きく曲がった。

ミノーで岩のきわを攻めていると、岩の陰からミノーめがけて魚が

突撃してきた。

中々のファイトの後ランディングに成功。サイズは39cm。

これまた40オーバーに一歩足りなかった。

昼になり昼食をとることにした。

コンビニでおにぎりを買ってきていたのだが、最初のポイントにおいて

きてしまった。

とりあえず取りに上流に戻ってみた。

戻ると無残に突付かれ穴だらけのコンビニ袋に、散乱したおにぎりの

ビニール、それに群れる黒い黒いカラスたち。

僕らのお昼ご飯は不覚にも彼らに奪われてました。

とりあえずこうなった以上しょうがない、カラスを追っ払いゴミを片付け

た後、釣りに没頭することにした。

しかし、昼の3時を過ぎる頃には流石に限界になり竿を仕舞って高槻の

ロッテリアでハンバーガーを食って帰った。

ここからは余談だが、自分は変えるのが面倒だったので備の家に泊めて

もらうことにした。

翌朝、朝ごはんにとある牛丼屋に入った。

豚めしのセットを頼んだのだが、よくよく考えてみると

豚めしと豚汁で豚がダブってしまった。

いかんなぁ・・・イカンイカン、こんな・・・・・。


2009年 2月 23日 (月)

ランカーが止らない


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48cm 体高がある
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iPhpneでの撮影も慣れてきた
日曜日に釣り行ってきた。虎です。

前回と同じ池に釣りに出かけた。

天気は生憎の曇り空だったが、前日

が良く晴れたのと南から湿った空気が

入った影響で気温はまぁまぁ高かった。

前日も知り合いと釣りに来たのだが、

水温が上がりきらなかったせいか、

ノーフィッシュだった。

とりあえず実績の高い石積み護岸と

導水パイプの絡むポイントにシャロー

クランクを投げた。

前に50を釣ったときと同じように、

底の枝や石に当ててイレギュラーな

動きでバスを誘う。

答えは早かった。

アタリを察知しフッキングすると、竿が

美しいカーブを描く。

今日のバスは中々粘り強い引きを見せてくれた。

しかしクランクのフックは前後がっちり掛かっている。

顎を持つの危ないのでバスの首をつかみランディングした。

48cm。黒々とした魚体は美しいの一言。

初っ端からでかいのがでて幸先が良かったが、雨が降ってきて気温も

だんだん寒くなってきたので、早々に納竿し帰宅した。


2009年 2月 20日 (金)

ミノーに目覚めた


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53cm 後ろに見えるのがカゴ足場
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重いwww
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ご立派
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50cm 虎の視線の先に3人ほど釣り人が居ます
今回の記事は時間が無かったので置いていた

この前の日曜日の釣行の様子です。

虎です。

土曜日に50cmを捕獲して気分上場のまま

日曜も同じ池に来た。

春一番をもたらした低気圧が去って風が

無くなり、太陽がでてこちらのほうが

春と呼ぶにふさわしい日だった。

クランクで50cmを釣り上げたポイントから、

前回と同じクランクで釣りを開始したが、

前回とはことなりバイトが全くない。

前回は丁度夕マズメだからあんなに反応が

良かったのだろうか、真昼間の今現在では

魚の活性に雲泥の差がある。

同じポイントでは粘らず、歩きながら魚が

身を隠していそうなポイントを探していく。

とあるポイントでクランクがひったくられた。

サイズこそ大きくなかったが今日の

ファーストフィッシュだ。

しかし前回以上に魚が早い動きについて

いけてない可能性がある。

アピールがそれなりにあり、

魚が十分に食う隙を与えられるルアー。

自分はここでミノーをチョイスした。

選んだミノーはアスリートミノーF8で、

ジャークすると中のラトルがジャッ!

と鳴りアピールは強い。

そしてポーズを入れるとゆっくりと

浮かび上がり、ルアーの存在に気付いた

魚が十分に食いつける隙を与える。

このミノーで岸際に沈んでいる木の枝を

丁寧に攻めていく。

しばらく進んだところに大き目の石を大きなかごに詰め込んだ足場が

現われた。

本来このかご足場は水が満水のとき沈んでいたり、一部は釣りをする

足場になっているのだが、水が減っている今では立派なストラクチャーだ。

もっとも、このかごからあぶれた石が足場周辺に転がっていて、

満水のときでも狙い目のスポットなのだが。

かごギリギリにミノーを投げ、平行に引いていく。

かごからあぶれた石が転がっている場所にミノーが入ったとき水面が

モワッとなった。

次の瞬間ラインが勢いよく走り出し、ロッドに凄まじい衝撃が伝わる。

こ れ は で か い 


掛けた瞬間かなりでかいと確信できるほどのパワーとトルク、

そして凄まじい引きが竿をねじ曲げる。

なんとか捌いて寄せることに成功し大きな魚体が姿を現した。

バスの顎をつかみ水中から引きずり出す。

53cm。2日連続で50オーバーを釣り上げた。

恐らく水底に転がっている石の影に隠れて獲物を待ち伏せていたのだろう。

それならばと思い当たるポイントがある。

水中からニョキっと顔を出す立ち木。間違いなくここにもバスが居る

はずだ。

しかし複雑に枝分かれしていて、コース取りを間違うとルアーを

捨てることになる。

それに万一引っ掛からず投げれても、魚に潜られて木に回られれば

ラインブレイクは必至だ。

正確なコース取りと、寸分の狂いも許されないキャスト、

掛けたあとの魚とのやり取り、釣り人の腕がここに試される。

目の前の立ち木に集中し竿を振った。

キャストは成功、コースも問題ない。

ちなみにこの立ち木は少々水深があるので、ミノーをT.DミノーSPに

代えている。

ミノーがヒラを打ちながら立ち木の隙間に侵入していく。

ジャーキングで動くミノーがポーズするたびにただならぬ緊張が湧き

上がる。

まさしくいつ食ってきてもおかしくない状況。

そして次のジャークで立ち木から抜けようというまさにそのとき。

逃げる小魚を逃がすまいとバスがルアーをひったくった。

瞬間竿を立ち木と反対側に構え、必死に根に潜られないように魚を制する。

魚が頭をこっちに向けた瞬間立ち木から引き離し、一気に距離を詰め

魚を寄せる。

上がったのはこれまた立派な50cmのバス。

このとき対岸に3人釣り人が居たのだが、全員唖然。

やはり人前で釣るのは気味が良い。


2009年 2月 15日 (日)

春の嵐 後編


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35cm
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すっぽり丸呑み
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クランクで36cm
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まさか2月に50が釣れるとは
前の続きです、虎です。

推定50をバラしてからというものかなり

テンションが下がっていたが、それ以降

プラグで連発状態に入る。

まずクランクで36cmをキャッチ。

池の底に結構な量の枝や木が沈んでいるのだが、

それにノックするかしないかぐらいのギリギリ

の層を泳ぐシャロークランクを早引きし、

枝に当たってバランスを崩したところを

バスが掻っ攫っていくイメージ。

これで小さいのを含め3匹ほど追加した。

もしかしたらまだチャンスがあるかも

しれない。

そう思い始め、伝家の宝刀T.Dバイブレー

ション(去年50cm捕獲)に願いを込めキャスト

する。

いきなり35cm追加。

だんだんと調子が上がってきた。

そして遂にロッドに重い衝撃が伝わる!

さっきの50と比べて少々軽い感じはするが

余裕で40は超えている。

さっきバラしたぶん絶対にコイツは獲って

おきたい。

水面に姿を現した魚体、

しかし口に掛かっているT.Dバイブは

テールフックの1本掛かり。

これはヤバイ、そう思ったときすでに遅かった。

再びジャンプ一発でフックは外れ、バイブは数瞬空中を舞った後むなしく

水中に落ちた。

天下のダイワでもかなわないとは一体どうすればいいんだ!

奇跡を信じただけにこの結果は酷だ。

どうやら今日の魚の活性は非常に活発なのだが、冬の間じっとしていた

せいでまだまだルアーのスピードについていけておらず、せっかく

かかってもフック一本になってしまう。

現にミスバイトやフックアップに至らないアタリというのが

非常に多かった。

再びシャロークランクにチェンジし、諦めずバスにアプローチする。

先ほどのバスの食いが浅いことに関してだが、こういう場合ルアーの

リトリーブスピードを落としたり、合間でルアーを止めて魚に十分に

食わせる隙を与えたりするものだが、今のアプローチの方法が高速で

リトリーブする不安定なクランクが、障害物にあたりバランスを崩す

ことろに意義があるので、スピードを落とさずアタリがあったら

しばらく待ち、十分に食い込んでから合わせる方法をとった。

しばらくして再びロッドがバイトを感知する。

少し待ち竿に十分に重さが乗ってからフッキングを入れた。

上がってきたバスは36cmとまあまあのサイズだったが、

クランクはバスの口の中にすっぽり収まっていた。

自分の戦略は見事的中していた。

しかしその後アタリが遠のく。

同じ場所で当たり続けていたが、どうやら少しスレたようだ。

だが一級スポットには変わりないので、再びバスが入ってくる

可能性は十分にある。

少し場所を休ませることにした。

少し離れた場所で20cmほどのバスを手にする。

しかし今日は本当にバスの活性が高い。

しばらくして日もかげり辺りは薄暗くなっていた。

時間的にもうそろそろ夕マズメだ。

連発した導水管周辺のスポットに入りなおす。

自分は迷わず50がヒットした導水管脇にクランクをキャストした。

リールを4回ほど巻いた頃だろうか、底の枝かなにかにかすった感覚が

ロッドに伝わったと思った次の瞬間、木に引っ掛かったようにゴン!と

鈍い感覚と共にロッドは曲がった。

本当にアタリか木に引っ掛かったのか解らなくなり竿を止め聞いてみる。

竿先は明確な魚信を示し、自分はためらいなくアワせた。

日暮れ時の野池で釣り人と魚の真剣勝負が再び始まった。

パワーとトルク溢れる引き、さっきの50並はある。

ロッドが絞られ満月だ。

自分はグリップエンドを押さえて竿を立て、必死に魚を上げようとする。

そして魚は遂に水面に姿を現した。

クランクのフックはフロントもテールも両方ガッチリ掛かっている。

魚は首を振りジャンプをし必死の抵抗をするが残念ながらこれは外れない

だろう。

やっとの思いで寄せ、バスの顎を自分の右手がつかむ。

奇跡は起きた、50cmジャスト。

これ以上いいようがない感動に釣りの奥深さを痛感した。


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