「釣り」という遊びに人生ごと飲み込まれた哀れな男の愉快な記述。

ブラックバス・トラウト・オフショア! ハンドメイドルアーの専門店 ルアーショップ「ギジェット」
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2009年 2月 14日 (土)

春の嵐 前編


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金曜日の35cm弱、悲しいくらい細い
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カットテールで25cmほど
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クランクでヒット
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大バラシ直後の36cm
2月13日、西日本の広い範囲で春一番が観測

された。

HAEEEEEEEEEE!!1

虎です。

いやいやいやまだ2月だよ。真冬だよ。

ほんとにいろんな意味で空気読めよ。

しかし朝起きると温かいを通り過ぎて

暑かった。春一番の情報は前日の天気予報で

知っていたがここまでとは思っていなかった。

とりあえず飯を食って釣りに出かけた。

最近桜池ばっかりだったが、今日は粉河の

野池を様子見もかねて周って見た。

最初に着いたのは去年の初40うpを捕獲した

池の下にある池。

この池はでかいのもいるのはいるんだが、

自分の中では数釣り池だ。

去年はトップやらクランクやらで結構遊ばせて

もらったんだが、今年の具合はどうだろう。

流れ込みにラバジを落とす。

ロッドで2,3アクション入れるとラインが横に

ツーっと走った。

なんと初投でヒット!!

MHのロッドにすぐ負けて上がってきたのは

30ちょいの痩せたバスだった。

なんとかこの冬を乗り切ってやっと動き出そう

としたら釣られてしまったのだろう。

ご愁傷様としかいいようがない。

しかし、バスの魚体が冷たい。

魚を逃がした後に手で池の水に触れてみると

気温のわりに水温はめちゃくちゃ低かった。

一日のうちに気温は急上昇したが、

水温は全くそれに追いついていないようだ。

そしてなにより気になるのは風だ。

春一番とは日本海で発生した低気圧に向かって吹き込む南からの風で、

それが吹くと気温が上がることとその年一番目に吹く南風という

ことから「春一番」といわれている。

春一番は強風で、気象台の認定基準が風速8m毎時、ものによっては

台風並の風を発生させる。

春一番の語を生んだのも、もともと漁船が春一番で転覆した事故が

あったからだとか。

話がそれた。とにかくその日も風が強かった。

和歌山の紀伊水道で20m以上の風速を観測したらしい。

原チャリで移動しているときも横風に煽られて危うく事故りかけた。

それくらい風が強いのでキャストもしにくい。

とりあえず魚がそれ以降釣れなかったので移動した。

次に行ったのは母校のすぐ裏手にある池だった。

その池に行く途中あることを思い出した。

この時期マラソン大会があって体育の時間は学外を走らされていた。

池に行くには学校のすぐ近くを通るから出くわしたらハズいな。

よし遠回りしていこう。

そんなこんなで少し遠回りして池に行った。

池の近くの長い坂はマラソン大会本番のコースで、

少々高校生活を思い出してしまった。

そういえばマラソン大会中にミツバチに刺されただけでリタイアした

奴が居たっけ。

その坂にさしかかると見覚えのある体操着の集団が自分とは逆に坂を

下っていく。

そして路肩で見覚えのある教師が「マラソン大会実施中」ののぼりを

掲げて生徒を応援していた。

うーん・・・どうやらマラソン大会本番とダブってしまった・・・。

下っていく母校の生徒達は原チャリに釣竿を3本も載せた不審な男に

怪訝な顔をしている。

うわあ、まいったなあこりゃあ

結局恥ずかしい思いをしてなんとか池にたどり着いた。

この池の水温も計ってみたがさっきの池と同じぐらいではやり冷たい。

風もさっきより勢いを増し始めた。

遂には雨も降り出した、これはかなわんと避難を決意し家にもどった。

翌日土曜日、今朝もずいぶん暖かかった。

今日は春一番をもたらした日本海の低気圧がはなれて風が弱くなるが、

太陽が出るので昨日とほとんど気温に差はないらしい。

今日は昨日とは逆に紀伊方面の野池めぐりを敢行した。

まず去年50を4本獲った池に到着した。

この池はウィードが豊富で冴えるようなクリアウォーターが特徴なのだが

昨日の暴風の影響だろうか、白くにごって全くウィードを確認できない

状態。

それに対岸に先行者が居てすでに打ち尽くされたようだった。

とりあえず半分ほどやってみたが反応が全くない。

先行者の人と少し声を交えたが、どうやら釣れてないようだ。

この池を見切り次の池に移動した。

次の池もこれまた去年は50ラッシュにわいた池。

池に水位が結構減っていて、歩いて全周できるようになっていた。

コレは好都合。

しかも太陽がさしていたせいか、水温も他の池に比べてかなり高い。

これはかなり期待できる。

とりあえずワームでスローに探り始めた。

しかしたまにアタリがあるがのらない。

スローにやっていくうちにだんだん効率悪く感じ、

クランクにチェンジした。

この水温ならクランクに食ってきてもいいし、なにより手返しが速いので

結果が出るのが早い。

導水管周りを丁寧に探っていくと、導水管を通り越したあたりで水面が

モワッとした。

どうやらチェイスしてきているようだ。

フォローでノーシンカーのカットテールを落とし込んでいく。

アタリはフォール直後だった。

25cmちょっとの小ぶりだったがこの時期貴重な1匹だ。ありがたい。

再びクランクを通してみると今度はヒット!

これも30cm弱。

少し移動してまだ別の導水管にクランクを通す。

使っていたのは白いクランクなのだが、足元まで寄せてきたはずの白い

クランクがなぜか横移動しだした。

あわせてみるとバスだった。

しかも今度の奴は半端なくでかい。

バスは針掛かりしたのに気付くと凄まじい勢いで走り出し、

そのまま導水管を回り込みラインが導水管と擦れた状態になってしまった。

なんとかロッドを前に出しラインと管とが擦らないようにした。

しかし次の瞬間足元がすべりしりもちをついてしまった。

これをチャンスと見たバスは最大のパワーで自分の腕ごとロッドを

引っ張り反撃の猶予を与えなかった。

そした完全に無防備となった釣り人をあざ笑うように

バスは水面を割りジャンプ一閃。

ルアーは外れ美しく巨大な魚体(推定50以上)は池へと消えていった。

去年のロクマル(?)以来の完全なる敗北だった・・・。


<次回予告>

まさかの50うpをばらした虎、しかし釣りはまだ終わっていなかった!!

日没、遂に姿を現した魚とは一体!?


2009年 2月 11日 (水)

春待ち


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ボートでの釣りはまだまだ慣れんな・・・
今日は建国記念の日です。虎です。

祝日です、祝日といえば桜池です。

桜池は3月いっぱいまで土日祝日のみの営業な

ので今日は桜池に行ってきました。

今日の天気は午前中は晴れでしたが、正午から

雲がかかり気温もそれほど上がらず、正直

野池に行くか桜池に挑むか悩んでいましたが、

バイトでお金ももらったし、冬の釣りを勉強

するつもりで思い切って行ってみました。

祝日といえ平日だし、寒いから人もそんなに

こないだろとたかをくくっていたら、桜池到着時点(12:30)でボートが4艇

陸っぱりが1人とこの時期にしてはびっくりするほど人が居ました。

寒い上にプレッシャーも中々とは今日は難易度がたけぇぜ。

タックルは前回とほぼ同じ編成。

変わった点といえば、ジグ&テキサス用のタックルのラインをナイロンから

感度重視のフロロの14ポンドに代えたことぐらいです。

早速準備を整え船を出したのですが、今日は前回以上に風が強い。

エレキで移動するより風に任せていたほうが早く進めるくらいでした。

なのでここというスポットでエレキをとめてアンカーを打とうとしても、

かなりの距離を流されてしまい上手いこと場所に入れず苦労しました。

しかし、最初に入ったウィードエリアでテキサスリグをズルズル引いてい

ると、竿に確かな魚信を感じました。

が、慌てて早合わせしすぎてすっぽ抜け。

それ以降アタリは遠のきました。

前回はうっすらとウィード塊の水面部分が見えてどこにウィードが

あるのか判別できましたが、今回は強い風が水をかき混ぜて濁ってしまい

全く見えなくなっていました。

「だいたいこの辺にあった・・・」という感じでリグを投げていましたが、

あたりもかすりもしません。

風も収まる気配がないので、あまり風の影響を受けなさそうなエリアを

探すことにしました。

といっても、桜池には風裏になるようなところがほとんど無く、かなり

行き詰っていました。

岬の付け根のややワンドっぽくなっている部分に入ると、少し風が弱く

感じたのでそこで釣りをしてみることにしました。

ワンドの一番奥に立ち木があり、そこに3.5インチカットテールのネコリグ

を投げました。

少しボートの位置が悪かったので、ハンドエレキを操作していると竿先が

ドン!と入って行きました。

なんとバスが勝手に食って勝手に針掛かりしていました。

サイズは35cmでしたが、コンディションが良く春が近いことを示している

ように感じました。

今回は完璧なラッキーフィッシュ一匹で終わりましたが、春はもうすぐ。

某芸人曰く「3月は寒いから」らしいですが、釣り人にとってこれほど

わくわくする季節はほかにありませんね。


2009年 2月 10日 (火)

フィッシングショー大阪2009


結局どこのブースも周ってないのな。

虎です。

6日から8日の間インテックス大阪で催されたフィッシングショー大阪

でバイトしてました。

フィッシングショーとは簡単に説明すると釣具の見本市な訳ですが、

そこで行われる抽選会の手伝いとして三日間働いてたのであります。

あれ?フィッシングショーって土日だけじゃねーの、金曜もあったっけ?

と思ってる方が居られるかもしれないですが、土日は一般公開日で金曜は

メディアや小売店向けの日なのです。

で、自分が働く抽選会場はメーカーのブースがある6号館AorBではなく、

3号館にあるのでバイト中は一切ブースを見に行くことができませんでした。

まぁ、当たり前といえば当たり前なんですけど。

その3号館というのが、6号館のようにメーカーの製品発表の場ではなく

小売店の即売会やプロによるフィッシングセミナー、初心者や子供達に

釣りについて教える釣り教室、そして実際に釣りを体験できるマス釣り場

などが設置され、広く釣りの楽しさを教えることを目的としたスペース

になっています。

ヒューマンでバイト募集の声が掛かったとき、マス釣り場と抽選会場の

二つありました。

隣で釣りを教えるだけのマス釣り場に魅力を感じましたが、土日の二日間

だけだったので、一日多くなるが報酬の多い抽選会場にしました。

金曜日は業者向けなので3号館は主に土日の準備をしていました。

商品は37型液晶テレビを筆頭に、折りたたみ自転車・高級ロッド・リール

・ブルーレイプレーヤー・ニンテンドーwii&DSなどなど。

豪華商品がかなり用意されていました。

そして土日、それを我が物にせんと押し寄せる黒山の人だかり。

抽選会場には長蛇の列ができました。

そして次々と高額商品が当選し、なくなっていくのを見つめ、

これほどはがゆい仕事はない

と思った虎なのでした。


ちなみに抽選とかでよくあるガラガラ鳴らすやつ(名前知らん)を二日間

振っていたんですが、最終的にコップに飲み物を注げなくなるほど

腕が筋肉痛になりました。


2009年 2月 1日 (日)

桜 池 始 ま っ た な


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なんとかファーストフィッシュ
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撮影:ボート屋のご主人
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さすが天下のダイワだ!俺たちができないことを平然とやってのける!そk(ry
今日床屋に行ってきた。

自分も普通の人と同じように髪が伸びるわけ

で、一ヵ月半に一度くらいのペースで散髪

をしてもらう。

いつも行く床屋は岩出市の市街地にあるのだ

が、釣具屋にいくか床屋にいくかぐらいしか

その付近を通ることはない。

しかし床屋の帰り道、交差点の角にある

「ザ・めしや」が潰れていたことに気付き愕然とした。

虎です。

まぁそもそも行ったこと無いんだけどね。

金曜にひきつづき土曜日も釣りに出かけてきた。

金曜の夜に雨が降って多少気温は下がったが、

前回述べたとおり温かい雨だったので水温に

それほど影響は出ていなかった。

今回は昨年実兄備長炭と訪れ、見事備長炭が

40うpを捕獲した桜池にやってきた。

現在桜池は冬季営業モード(3月末まで)で、

土日祝日のみの営業になっている。

昼過ぎに桜池についたのだが、釣りをしている

のは陸っぱりの人が1人のみで、ほぼ貸しきり

状態だった。

料金は一日券は1300円だが、12時半以降は半日

券となり800円。

ボート料金も2人乗りボート(2500円)を1人で

乗ると1000円割引になり、プラス2000円で

ハンドエレキをつけても5000円でお釣りが出る

リーズナブルさ。

貧乏学生の自分には大助かりである。

ボート屋のご主人曰く、春夏は簡単に釣れるが

この季節は中々難しい。一定のパターンがある

みたいだが万能ではないらしいとのこと。

今回のタックルは、ベイト2本にスピニング1本。

ベイトはプラグ用とジグ・テキサス用に使い分け、スピニングはライトリグ

専用に使う。

この季節確かに魚の食いは渋い、だがこの桜池にはかなりのランカーが多数

生息しており、小さいバスは動けなくなる水温でもでかいバスはエサを

食っているはずだ。

とりあえず秋に備長炭が40を釣った岬に入る。

ベイトフィッシュを意識してロングビルミノー・シャッドを投げるが

反応は無い。

ヨシノボリ系の魚を食っているのかと考え、ラバージグに変更。

しかしあまり魚が居るような気がしない。

岬の脇にウィードが生えている場所があったのだが、季節のせいか枯れて

いた。とはいえディープにも近いこのエリアに魚がたまりそうな気も

するのだが。

次に思い切ってシャローの50うpの群れに遭遇したウィードエリアに

入ってみた。

しかし秋の釣行ではっきり見えていたウィードが、水の濁りでうっすらと

しか見えない。

とりあえずうっすら見えるウィードの周辺に、テキサスリグやネコリグを

打っていく。

すると待望のバイトが訪れた。

5インチカットテールのネコリグに25cm程度のバスが食ってきた。

結構しっかりくわえていたので食欲自体はあるようだ。

しかし闇雲に見えないウィードを打っていくのは効率が悪いと思い、

根掛り覚悟でダイワのT.Dハイパークランクに変えた。

クランクで底の状態やウィードの有無を確認して、ある程度わかったら

またワームを投げようと思っていたのだが、その数投目。

ベイトの竿先がゴッ!と入って動かなくなった。

木に引っ掛かったかでかいウィードの塊に突撃したかと思ったが、

次の瞬間竿がグイグイと引っ張られていく。

向こうアワセでフックは刺さったみたいだが、念のためアワセを入れて

ファイトが始まった。

昨日の初バスとは桁違いの引きにまさかの50うpかと思ったが、それは

長い間でかいバスを釣ってなかったからだろう。

寄せてくるとクランクを丸呑みしているのが見えたので、そのまま

抜き上げた。

サイズは41cm。これが真冬のバスか疑いたくなるくらいのナイス

コンディションのバスだった。

桜池はでかいバスを釣ったら写真をホームページにうpってくれる。

急いでボート屋までエレキを走らせた。

恐らく近いうちに自分の写真がうpされるだろう。

今回はこの40うpで終わったがこれから春になるにつれて池の調子も

上がってくるだろう。

このブログに60うpが載る日は近いかもしれない。


2009年 1月 30日 (金)

シ ー ズ ン 始 ま っ た な


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今年初バス35cm
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虎の真骨頂、クランクでの30cm
まだまだ寒い日が続きますが、皆さんいかが

お過ごしでしょうか。虎です。

先週のトラウト実習の後、ふと今年

1回もバス釣りに行ってない

ことを思い出し、日曜に池の様子見がてら

釣竿片手にバイクを走らせた。

とりあえず秘境に行ってみたら、ほぼ満水に

なっていて打つポイントがほとんど

無くなっていた。

フローターを出せるくらい暖かくなるまでここ

はしばらくこれないと悟り秘境を後にする。

次に昨年50うpを4本釣り上げた池にやってきた

、水かさはやや増えているものの、

釣りをするには何の支障もない程度なので

釣りを開始した。

この池は水草がかなり生い茂っている池なの

だが、ほとんどが真冬の今でも枯れずに残って

いるのでこれは期待できそうだ。

しかしそこから3時間、粘れど粘れど何の反応も

無く手はかじかみ体は冷え切りもはや体力の

限界そろそろ帰ろうかというまさにそのとき。

竿先に先らかな魚信があらわれた。

あ!と思いあせってあわせるとすっぽ抜けた。

巻き上げるとワームも魚も何にも付いていないフックが虚しく帰って来た。

午後6時、その日の釣りは終わった。

しかし、ワンチャンスをモノにできなかった悔しさより、こんな時期でも

バスはエサを食うという事実を発見した興奮が勝っていた。

そして今日、リベンジを果たすために釣りに行ってきた。

今日行ってきたのは打田で唯一釣禁にならず残っている池。

小規模ながらこちらも水草や倒木などの障害物や地形変化に富み、大型の

存在も確認されている。

今週は月曜から晴れ続け、木曜日で最高気温が15℃近くあった。

今日の天気は曇りだったが、木曜の夜から曇りだしたおかげで放射冷却が

抑えられ、最低気温が8℃もあった。

現場に着いた時点で気温は13度、水温は10℃あり日曜とは打って変わり

釣れる可能性はかなり高い。

まずは倒木が多く沈んでいるハードボトム地帯にネコリグをヨシノボリ系の

エサをイメージして通していく。

何投かしてチョンチョンと竿先を煽ってステイさせていると、動くはずの

ないラインが弾かれたようにパンと動いた。

それを見た瞬間、何も考えず脊髄反射でアワセを入れた。

腕に久しい重量感が伝わってくる。

冬であまり動けないのか引きはあまり強くなかったが、

独特のヘッドシェイクで水面を踊る姿はやはりかっこよかった。

真っ白にやせ細った魚体は35cmだった。

サイズはまずますだが、この時期にしては貴重な一本だろう。

そこから、もしかしたらでかいバスはシャローに出てベイトを追っている

かもしれないと思い、フローティングミノーにチャンジした。

ジャークですばやく動かし、止めて浮かし魚に食わせる間を与える。

はたしてプラグでこの時期のバスは釣れるのか。

池の角の部分に投げ、ミノーをジャークする。

止めて浮いてきているミノーがキラッっと光った。

不審に思った次の瞬間、竿先に重さが伝わる。

なんと本当に自分の考えたとおりにバスが食ってきたのだ。

しかしアワセを入れるのが遅すぎてバレてしまった。

今日のバスは自分が考えている以上に活性が高い。

プラグで釣れる可能性は十分大有りのようだ。

その後雨が降り出してきた。この時期雨が降られると、せっかく上がった

水温が下げられて魚の活性が悪くなると考えられているが、こういう雨の

降り始めはむしろ活性が高くなる場合もある。

雨が水面を叩くことにより池の水に酸素が補充され、冬の間悪くなった水

を良くし、雨音が釣り人の気配を消してくれるからだ。

しかも降ってきた雨は鹿児島沖で暖かく湿った空気を伴って発達した

低気圧による雨で、所謂温かい雨というものだった。

つまり状態はいいほうに向かっているといえる。

そこから雨音でミノーの存在がバスに気付かれないと思い、雨音より

でかい音と振動を出すバイブレーションに変更。

するとグリグリと巻いてきたバイブレーションに足元までバスが

追いかけてきた。やはり魚の活性は上がっている。

食いきらないのはスピードが速すぎるからだと考え、なるべく存在感の

強いクランクベイトに変え再び巻いてくる。

ベイトロッドにゴンッ!という衝撃が伝わった。

完璧な読みどおり


サイズは30cmだったが、さっきのバスより結構引いた。

良く見るとヒレがピンと長くて傷がついていない。

恐らく日常的にベイトを追っかけているからだろう。

今日の釣りはこの一匹を最後に終了した。

今年2回目のバス釣りだったが幸先のいいスタートといえるだろう。

今年は去年達成できなかった60捕獲を目標にしたい。

そんなわけでブラックバスさん今年もよろしく。


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