「釣り」という遊びに人生ごと飲み込まれた哀れな男の愉快な記述。

ブラックバス・トラウト・オフショア! ハンドメイドルアーの専門店 ルアーショップ「ギジェット」
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2008年 10月 4日 (土)

Iwadeの虎探検隊vol.05〜主をねらえ!!〜


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実兄備長炭の40cm
Nice bass.
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虎の釣った28cm 状態は良かった
少々早いですが我が部屋に遂にこたつが導入

されました。虎です。

土曜日は実兄備長炭と地元で唯一のブラック

バス管理釣り場「桜池」にいって来ました。

まず簡単に桜池の説明を。

桜池は江戸時代初期に作られた灌漑用貯水池

で、規模こそ小さいですが水深があり、

また水草などが豊富で魚の成育にはとても

向いている池といえます。

第1次バスブーム期に何者かによってバスが

放流されバスの釣り場が限られていた

当時、多くの釣り客でにぎわいました。

しかし、釣り人の駐車などのマナーの悪さ

から近隣住民から苦情が多く寄せられ、

10年ほど前に管理釣り場化し苦情は一応

の沈静を見ました。

それ以前に、釣り人の盛んなバスの野池へ

の放流により紀北でのバス釣り場が増え、

釣り人が分散され、また第2次バスブーム

の終焉により釣り客は減少。

今では知る人ぞ知るマイナーフィールド

となりました。

しかし、特定外来法制定以前に琵琶湖や池原ダムの所謂フロリダ種を

放流し、現在そのバスがもともと魚の生育に適した環境の桜池で巨大に

なり、数多くのデカバスが釣り上げられ再び日の目を浴びようといます。

現在70cmが3本、60オーバーはかなりの本数が釣り上げられています。


というわけで、午前6時過ぎに準備を整えて出発。

ボート屋さんが7時からなのでこの時間の出発となる。

ちなみに借りたのはハンドエレキつき3人乗りボート。

7時過ぎ到着。まず桜池の状況を一目見るとかなり減水していることに

気がついた。そして既に結構な数のボートが浮かんでいる。

こうしちゃおれんとすぐさま受付を済ませボートに乗り込む。

3人乗りとだけあって2人では結構広い。

釣具を乗せるととりあえず沖に向けてエレキを動かした。

まずはあまり人が入っていない水深のある岬周り。

水面でベイトフィッシュらしき魚影がピチャピチャと浮いていて所々で

魚の捕食音も聞こえる。

これは中々タイミング良くエリアに入れたようだ。

虎がまず何を投げようと吟味していると、備長炭はすでに6インチグラブの

テキサスを投げていた。

そして数キャストして備長炭の竿が曲がる。

備「これは結構あるぞ!」

虎「マジで!いきなりかよ!」

備「いやそんなないかな・・・」

虎「どっちやねん」

そうこうしているうちに魚が水面に現れた、40ぎりくらいか?

すぐさま虎がハンドランディング体勢に入る。

備長炭は慎重に竿をコントロールし、寄せてきたところで虎がガッチリ

下あごをキャッチ。

流石顔は全く似ていないが血の繋がった兄弟。

連携プレーはばっちり息ピッタリだ。

計測の結果、読みどおりジャスト40cm。

前回同様備長炭40うpキャッチである。

ここで釣り上げた備長炭のコメント。

備「俺今普通の顔してるけど、めっちゃ興奮してるし足ガクガクやかな。」

前回の探検隊シリーズから今回の釣行までの間、釣りに行きた過ぎて、

無意識に口から「釣りに行きてぇ」と漏らし、挙句の果てに釣りを

してる夢まで見てしまうくらい釣りに飢えていて、やっとの釣行で

40うpを釣ったのだから、まさに感激の極みというものだろう。

しかしそのあと魚は続かず、見渡しても他の船が掛けている様子はない。

ところどころで魚がライズしたりベイトを襲っているのが見えるので

活性が悪いようではないのだが。

やはりプレッシャーが高いのだろうか。

その後、北のフラットのウィードエリアに行き、さらに池を縦断し南

の護岸エリアに入った。

中央に階段がありそのエリアを中心に攻める。

すると得意のネコリグをネコネコしていた虎に待望のファーストヒットが。

掛けた瞬間そんなにでかくないとわかる引きだった。

サイズは28cm。まぁぼちぼちといったところか。

ここで再び北のウィードエリアに入りなおす。

このウィードエリアは水草が水面まで伸びていて、エレキに絡まないよう

に遠くからアプローチしていたが、少し流されて水草の群のなかに入って

しまった。

ボートポジションを戻そうとエレキを握ったそのとき、ウィードエリア

からおびただしい数のバスが現われた。

しかもただのスクールではない、平均サイズが50cm以上あるデカバスの

スクールだ。

そのデカバスの中でもひときわでかい奴がいた。

見た限り虎が今年春日川でバラした60オーバーより遥かにでかい。

それが本当にブラックバスなのか自分の目を疑った。

桜池・・・恐ろしい子!(気絶)


その後そのウィードエリアで粘って見えバスと格闘していたがチビバスが

2匹掛かっただけで、結局でかバスを捕らえることなく終了した。


2008年 10月 3日 (金)

地元巡り


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35cm ヒットルアーはミノー
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36cm バイブで
後期授業が始まってから初めての週末です。

虎です。

今週の金曜日は実習が無かったのでカレッジ

の同級生で奈良出身のI君と共に我がホーム

周辺を釣り周りました。

午前5時半、近所の駅前で集合。

一旦自宅まで案内し釣具の準備を整え出発。

最初に行った池は最近50うpを2本捕獲した池。

本来この池は今の時期水位が下がっていて全

周できるのだが、昨日雨が降った影響で少し

だが水位が上がり周るのが難しくなっていた。

とりあえず水は良くなっていたので、魚の

コンディションは良好だろうと思いI君にも

プラグで攻めても大丈夫と言っておいた。

すると早速I君がヒット。

サイズこそ30cm弱だったが、早速魚からの

反応があがりこちらのモチベーションが

上がる。

直後続けてI君がヒット。サイズは先ほどと

同じくらい。

どうやら魚はだいぶ高活性らしい。

その30分後、虎に待望のファーストヒット。

ルアーは3Dミノー。

軽くジャークを交えて引いてきたら食ってきた。

サイズは35cm。魚の状態も非常に良い。

さらなるサイズアップを狙いたいところだが、その後魚からの反応が

途絶える。

何とか池の岸を進めていたが遂に水位が上がった影響で進めないところが

あり、やむなくスタート地点に引き返すことに。

今度は池を逆周りに進んでみた。

かつてバズベイトで53cmを釣り上げた石積みの護岸をルアーを投げながら

渡っていく。

岸と平行に底の石に当てながらバイブレーションを引いていると何回か

アタリがあった。

リトリーブ方法を何回か変えると足元でヒット。

サイズは36cmで若干のサイズアップ。

その次のキャストで同様の方法でヒット、サイズは落ちて30cm強。

そのまた次のキャストでもヒットし3連荘。

サイズはまた落ちて30cm弱。

そのあと再び反応が無くなり、I君が別の池に行くことを提案したので

移動した。

次の池はこのブログでも馴染みのある紀伊の池。

今年はこの池で50うpが4本も出ているし、40以上も数多く出している。

前回の探検隊シリーズで実兄備長炭も44cmという輝かしい成績を残して

いる。

とにかくウィードが多く、バスの密度も濃い。

到着早々虎がネコリグで20cmちょっとの小バスを釣り上げた。

数を出すのなら格好の場所である。

この池は足場も安定しているため、二手に分かれて池を周ることにした。

虎が入り口付近で小バスと戯れていると、奥に進んでいたI君が魚を掛けた。

遠目に見ても竿の曲がりがそれのでかさを表していた。

慎重に寄せて来たが、魚が水面に現れてキャッチまであと2、3mという

ところで痛恨のバラシ。

I君曰く42、3cmはあったという。

和歌山釣行待望の40うpだっただけにショックを隠しきれない様子だった。

昼を過ぎた頃に虎にもでかいバイトがあった。

ネコリグをフォールさせていると、途中から糸の沈むスピードが急に

上がって水中に引き込まれていった。

あわせると魚は凄まじい勢いでウィード方向に走り出しドラグは止ること

なくそのままフックがはずれた。

確実に40以上はあっただろう。

その後昼食をとるために一旦釣りを中断。

昼食後、次の日に桜池で釣りをすべく帰って来た実兄備長炭と合流し、

最後のポイント秘境へ。

釣り人が来ることがほとんどなくバスがスレていないため最後に

とったおいたのだがあまり振るわず。

結局秘境ではI君が1匹、備長炭が4,5匹、虎がノーフィッシュで終了し、

今回の釣行は終了した。

数こそつれたもののでかいバスが出なかったのが悔しいところだ。


2008年 9月 28日 (日)

アレ?なんか俺すごくね?


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50cmジャスト やや細いが貫禄の一匹
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若干曇っているのはレンズが汚れていたからです
今自分の部屋の気温計が20度をきりま

した。寒いです、虎です。

ついこの前まで昼間の気温が余裕で30度を

超えていたというのに、今日国道脇の気温

計は21度でした。

原付で走ると長袖でも寒いです。

それでも釣り行くんだけどね。

とういわけで今日も前回53を釣った池に

やってきた。

土曜も一応来たのだがクランクで数釣りが

できる素敵な状況だった。

だがこの池の周りはやたらスズメバチが多い

自分が釣りしてる真上の木から出る樹液を

複数のハチがむさぼっているのを発見した

ときは結構やばいとこに来たなと実感した。

逆にそれが人を寄せ付けないのかもしれな

い。

しばらくクランクで釣っていたが、食いが

悪くなったのでジグヘッド+ホッグ系の

ワームを岸沿いにゆっくりリトリーブして

使っていた。

イメージは岸沿いの浅いところを駆けずり

回る甲殻類。

ラインが岸と平行になるように引いていたのだが、ふっとリールの巻き感覚

が軽くなりラインが沖の方にスーっと引っ張られていった。

フッキングすると竿は満月に曲がり重い感覚が伝わってきた。

次の瞬間バスが勢い良く走り出しドラグが唸りスプールから糸がどんどん

出て行く。

一気に15mほど走られた。強引に引き寄せようにもラインが4ポンドなので

徐々に寄せるしかない。

しばらくは少し巻いては走られの繰り返しだった。

やっとバスの顎を掴みきられなくて良かったと一安心。

少し痩せていたが引きは最近の50うpの中でも一番強かった。


2008年 9月 23日 (火)

ニューロッドが火を噴いた


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53cm 見えてる?
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まだわかりやすい方
稲刈りも終わり、田んぼからはもみ

を燃やすにおいが漂ってまいります。

すっかり秋ですね、虎です。

今日古竿を一本売って新しい竿を買った。

といっても中古だが。

ダイワのレックスタイル631MHFBだ。

黒と緑を基調としたデザインが中々かっこ

いい。

野池でデカバスのパワーに負けないようMH

のセレクト、かつ取り回しのいい6フィート

3インチという長さ。

前々から欲しかったのだがようやく手に入

った。

というわけで、昼から新竿の性能テストに

釣りに出かけた。

最初に紀伊の池に行ったのだが、先行者が

3人もいたせいか反応がイマイチ。

先行者が去った後でポツポツと数を重ねた

がしばらくしたらまた無反応で移動。

次の池は秘境などと同じように夏の間は満水で秋から水を減らすタイプの

池で、丁度水が減って攻めやすくなっていた。

夏の間誰も攻めていなかったせいかクランクを投げてもワームを投げても

なんにでもバスがアタックしてくる。

ここの池だけでかなりのバスを釣った、正直サイズはあんまりだったが。

日が暮れてきたのでバズベイトにチェンジしてしばらくしたら帰ろうと

思っていた。ルアーは我らが並木氏プロデュースのO.S.Pバズ01

バズベイトを石積みの護岸の際にキャストしてしばらくまくと。

ドボン!


と水柱を上げてバスベイトが水中に消えていった。

買ったばかりの新竿から凄まじい重みが伝わってくる。

掛けた瞬間50オーバーであることを確信した。

バスの引きに体が持っていかれてあやうく池に転落するところだった。

バスがジャンプしたときバズが口の中に丸呑みされているのを見てバレる

ことはないだろうと思い強引に引き寄せた。

抵抗を続けるバスの下顎を掴み、高らかに掲げる。

凄まじい巨体とその口にすっぽりおさまったバズベイトを見て思わずガッツ

ポーズ。

サイズは53cm。今年7匹目の50うpである。

掛けたのが日没ギリギリなので写真が見づらいのは勘弁願いたい。


2008年 9月 20日 (土)

河口湖で釣れなかったのでスモラバでチビバスをいじめた、むしゃくしゃしてやった、後悔はしていない。あと秘境解禁


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50cm ごっついのう
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ラバージグで37cm
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フロッグで引きずり出した38cm
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テキサスで36cm
秋です、週末です、虎です。

河口湖合宿で釣れなかった鬱憤を晴らすため

今日は地元で大暴れしてやりました。

といってもチビバスを限界まで数釣りするだ

けだったのに、写真のとおりこんな結果にな

るなんて正直予想外です。

今朝は9時半に出発。

前回ガリガリの44cmを釣った池で釣りを開始。

昨日学校の帰りにポパイによってありったけ

のセコ釣り用品を買ってきましたよ。

まずスモールラバージグ。

ケムケムを2個とヒューマンの卒業生である江

口プロが開発したエグジグを1個。

トレーラーにセコ釣りのパイオニアである

村上晴彦氏の常吉ワーム。

魚に食わせることを本位に置いたルアー開発を

行っているジャッカルの超リアルベイトワーム

スーパーアライブシャッド。

その他ネイルシンカーやらいろいろ。

まずケムケムを結び探っていく。

しかし反応はギルのみで移動する。

次に入った池は、昨日の台風の影響かインレ

ットからけっこう水が流れていてそこで2匹

食わせた。

サイズはどちらも30cmちょっと。

それ以降反応がなくなったので再び移動。

次の池は春の探検隊シリーズで実兄備長炭を

差し置いてブリブリの46cmバスを釣った池。

夏の間は満水になっていたが、秋になって再

び減水している。

この池は小バスが多い。

ケムケムを投げればチビバスが沸いてくる。

しばらく乱獲に勤しんだ。

そのあと本格的にサイズを狙うため池の周り

を歩く。

見えバスで40以上ありそうなのを発見したが

姿を見られてしまった。

そのあと30cmクラスのスクールを発見し一匹釣った。

そのうちチビバスの反応も無くなりだしてだれてきていた。

バスがプレッシャーで深場に潜ったと考え、沖にエグジグを投げて沈ませ

ていた。

そのときフォール中のエグジグと共に水中に引き込まれるラインが微妙に

変化した。

ルアーがフォールしているときラインは一定速度で水中に向かっていく。

しかしそのときにバイトがあると底についていないのにラインが止ったり

、不規則な動きをしたりする。

昨日買ったものの中にサンラインのFCスナイパーBMS4ポンドがある。

このラインは一定間隔にカラーのマーカーがついていて、こういうライン

に出るアタリを見て判断するのに特化している。

躊躇無く強烈に、かつアワセ切れしないようにスイープにフッキングした。

ドラグが唸る、これはでかい。

ふと夏休みの春日川が思い出される。目の前で60越えバスをバラしたあの

トラウマ。

やりとりはかなり慎重にした。無理に引き寄せず、ドラグでライン

テンションを一定に保ち、少しずつ間合いを詰めていった。

まっ黄色の太い魚体が水面に現れる。

次の瞬間首を振って最後の抵抗を見せた。

ひるまず顎を掴み水から空中に出した。

魚体はまるまると太っていて重い、すでに腕が疲れてきた。

50cmジャスト、2キロはありそうだ。

正直にこれは嬉しい、久々の50UPはとても気持ちいいものだ。

デカバスを獲った余韻に浸りながら次の池を目指した。

次の池はあの秘境。夏休み中はフローターで44cmを出した。

ここらへんの池は夏は満水で秋から春にかけては少し水を抜いている場合

が多い。秘境を見つけたときは丁度秋で水が少なかったが夏の間はずっと

満水でフローターでないと攻められなかった。

秘境も上記の法則に当てはまるならそろそろ水が減っている頃である。

読みどおり秘境は去年と同じくらい水を減らしていた。

これで歩いて全周できる。

まともに人が来ないことで有名(俺の中で)な秘境だが、夏の間せめられな

かったのでバスが全くスレてなく釣りたい放題だった。

見えバスは目の前にいても食ってくるし、わかりやすいポイントに絶対

バスがついていてルアーを入れれば食ってくるのである。

またしばらく乱獲状態だった

今日は数・サイズともに満足できる釣果だった。


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