「釣り」という遊びに人生ごと飲み込まれた哀れな男の愉快な記述。

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2008年 5月 23日 (金)

岩出の虎探検隊 vol.03


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38cm
こんにちは、今回の記事は17日の岩出の虎

探検隊シリーズの記事です。虎です。

説明しよう! 岩出の虎探検隊とは、

虎と実兄の備長炭の兄弟がどこかで再開する

たびにどこかを探検するという、なんとも

ほのぼのとした恒例行事である。

最近、備長炭が久々に釣りがしたいという

ことで地元の池を案内している。

正月の秘境釣行、春休みの野池巡りと今回で

3回目の釣り。

前々回、前回でボウズだった備長炭が釣りするためだけに帰ってくる

というので、今回こそはぜひとも釣らせてあげたい。

ということで、今回のバトルフィールドは、50cmを2本釣った

岩出市内の某池。

虎自身がビックサイズをたたき出しているが、この池自体あまりスレて

いないのでレギュラーサイズは簡単に釣ることができる。

釣行前に、虎は備長炭に「最低5匹は釣って帰ってもらう。」とまで豪語

した手前、ボウズになんかなるともうホント大変な騒ぎだ。

そして今回は、2人のゲストが参戦してくれる。

1人は、フィッシングカレッジの同期。このブログでもたびたびコメントを

寄せてくれている「ノーシンカー専用ザク」(現ノー(ry)

どっちも打つのめんどくさいので、後の文中ではノーシンにする。

なんだか頭痛薬みたいだが。

もう1人は、虎の小学校だったか中学校からか忘れたが、まぁかなりかなり

長い付き合いの釣り友達。

今回の釣行は、この友の車に乗っての快適な釣りになる。

6時起床、準備を開始する。

6時半、友が迎えに来る。ノーシンを迎えに紀伊駅に出発。

7時過ぎ、ノーシンと合流。

7時半過ぎ、池に到着。各自釣り開始。

実は、池に到着した時点で先行者が既に2人いた。

とりあえず自分は案内人なので、目立つ釣りはせずに前回50cmをとった

スライダーワームのネコリグでネコネコしてた。

開始5分くらいして、自分にファーストフィッシュ。20cmくらい。

他の3人は結構散っていったので釣れたかどうかわからない。

この池に来るのは一週間ぶりだが、やはりもうかなり産卵は進んでいる

ようだ。中にはもう稚魚が巣離れしているのも見えた。

アフタースポーン真っ只中といったところだろう。

チビバスはやたら元気なのだが、中々サイズアップしない。

産卵できるサイズは、もう疲れて深い場所に落ちた可能性がある。

バスが産卵を行ったであろうワンドの入り口の深場をネコリグで探ってい

ると、バスの反応があった。

しかし、バイトは小さく、中々ノらない。

根気良く投げ続けているとやっと一匹、38cmだった。

奥のほうから帰ってきたノーシンが、テキサスででかいのを一匹バラした

といった。

なら俺がそいつを釣ってやろうと、そのポイントに入る。

しかし、相変わらずチビバスは釣れるのだがでかいバスの気配が無い。

   だが

全く予想外の男がこの静けさの中叫んだ。

「でかい!」と叫んでいるのは備長炭。急いで駆けつける。

釣り上げたバスは測ってみると44cm。

まさかコイツが釣るとは思わなかったが、とりあえず彼はこれで満足して

くれるだろう。

もちろん、釣った魚はJOJO立ちっぽく撮影しといた。

何故この記事にそのバスの写真が張っていないかというと、虎が掲載用のを

撮り忘れたからである。

ちなみに、このバスが備長炭の本日の5匹目のバスである。

そのあとまたチビバスは釣れたが、これ以上大きい魚は出ず終了。

ノーシンは大阪から来たのに諸事情により釣りが半日で終了したことに不満

そうだったが、なにはともあれ無事今回の探検隊は幕を下ろした。


2008年 5月 21日 (水)

忘れた頃に更新、これが虎クオリティー


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平均サイズは今回のほうがでかい
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もちろんウマー
めちゃくちゃ久々の釣りの記事です。

虎です。さぼっててすいませんでした。

今回の記事は、先週の日曜日の日置川

アマゴ釣行のものです。

正直言ってかなり記憶が曖昧になってきて

るが、がんばって思い出して書く。

起床は午前4時半。

本当は4時に起きたかったのだが、虎が

ヘッドホンで音楽聴いたまま寝たので、

けたたましいアラーム音は全く聞こえず、

それを聞いたオトンこと我が父に

起こされた。

今回の釣行は、午前は普通に釣り。

午後は、父はいつも遊魚券を買う民宿の

HPを作る打ち合わせのため、虎一人で釣り。

というふうになっている。

高速に乗ったため出発から一時間半でついた。

最近父の車にETCが付いた、高速を走るとき

だいぶ安くなるらしい。

そんなことはどうでもいい。

今回最初に入るポイントは、いつも釣りをしているところのさらに上流の

またさらに上流。川幅が狭く、谷も深い。

岩もどんどんゴツゴツした大岩が多くなってくる。

虎は、二股に分かれた川の堰堤の下のドン深淵(滝つぼみたいな)に入って

大物を狙おうとした。

しかし、堰堤から降り注ぐ激流が起こす風によってまともに仕掛けが流せ

ず、しぶきでびちゃびちゃになっただけだった。

そこからだんだん釣り下がっていくことにした虎。

しかし、川幅が狭いせいか、川の上を覆う木に仕掛けを良く引っ掛かる。

しばらくすると小さい落ち込みから、やっと一匹釣りだした。

が、後が続かず、仕掛けがらみに悩まされて午前中が終わった。

昼ごはんは決まって、コンビニで買ったおにぎりとカップラーメンである。

父の車にはガスボンベとコンロが常備されているので、市販の水さえ確保

できればカップラーメンが食える。(河川の水は色々怖いので)

渓流に浸って冷えた体に、カップラーメンのような暖かい食べ物はありが

たくて仕方が無い。

午後からは、父がHPを作る民宿まで下って、虎だけ釣りを再開した。

下流は雑魚の猛攻に悩まされた、ウグイ・カワムツなど外道が多かったが、

淵の流れがあたる場所の、さらに岩のちょっとした影をピンポイントで

狙った。

うまいこと流せればアマゴはきちんと反応してくれる。

午後は3匹までだったが、いいサイズが2匹ほど釣れた。

もちろん家に帰ったら塩焼きにして食った、脂が乗ってておいしいです。


2008年 5月 17日 (土)

一週間丸々あけといて言うのもなんだが


久々にラーメンズのコント見たら見事にツボにはまった虎です。

ここ一週間は忙しかった。帰ってきたら更新する作業があまりにだるすぎて

もう飯食って風呂は行ったら寝るだけの生活だった。

本来、今回は釣行2回分の更新をしければいけないのだが、メモリカードの

データをパソコンに移すやつを父が持っていったのでできない。

だから今はこんな駄文で勘弁願いたい。

まぁ更新する釣行の内容を少々簡単に予告しておこう。

一つは先週日曜日のアマゴ釣行のレポート。

今年二回目の渓流釣行なのだが、正直状況が前回と大差なかったので大型

を探すのがかなり難しかった。

詳しいことは後日更新。           Coming Soon!!

二つめは、今日行った虎兄弟ほのぼの釣行記、岩出の虎探検隊シリーズ。

今回はブログにもよくくる同じフィッシングカレッジのノー(ryが参戦。

そして、虎の地元の友達の協力で車によるかなり便利な釣行に。

なんと意外な人物がビックフィッシュを釣り上げる!  Coming Soon!!

とまぁこんな具合で、最近ほんとに自分の生活の中心が釣りになってきて

いる。自分が望んでそうなったのだから別段問題は無いのだが、それでも

今の学校に入る決意をした中学時代の俺ですらここまでになるとは思って

いなかった。

とりあえず入学して一ヶ月経過したが、まだまだなれない部分はあるし、

そろそろしんどい部分も出始めてきた。朝の通勤ラッシュは本当に精神的

にも体力的にも疲れるし、時間割はほとんどが11時からだが、それでも8時

には起きていないといけない。

木曜日には遂に風邪をひいた。次の日は実習だったので一晩で治したがな。

でもやっぱりラッシュなりほかの事もじきに慣れてくるだろう。

しんどいことがあってもやっぱり釣りのことしかしないので、楽しいし

たぶん全く問題なく2年勉強できるとは思う。

今月末には、始めてのチャプターが東条湖であるので、とりあえず今はそれ

にむけてまた頑張ろうと思う。今回は選手ではなく運営側なんですけどね。


2008年 5月 9日 (金)

二度目の奇跡? 否!実力だ!!


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50cm 今期3本目
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キレイな長い魚体
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40cm アフターのせいかガリガリ
水曜日に何の疑いも無く月曜日の時間割

を持っていった虎です。

休みボケ甚だしいですね。

GWは終わりましたがが暇があれば釣りに

は行きます。

というか実習がないと金曜日は休みになる

ので結構釣りに行く時間があります。

というわけで今日は岩出野池を巡っていま

した。

釣りに出かけたのは正午前。

最初に向かったのは、GWの紀ノ川釣行中

にボウズ逃れのために行っていた根来の池。

いつもなら池の奥のほうの放水管から大量

に水が入ってくるのが、今回は放水が完全

にストップしていた。

しかも、そのせいで水質が若干良くない。

2時間ほどやったが40近いのを一匹バラシた

だけで、この前50を釣った池に移動。

着いた頃から風が強くなり始めてきた。

スピニングで何匹か子バスをキャッチしつつ

さらに探っていく。

ワンド入り口の立ち木にスライダーワームの

ネコリグをキャスト。

フォール中にラインが張ったり緩んだりした

ので、竿で聞いてみると重みが。

あわせてみると、竿は満月に曲がるが重い

だけ、木に引っかかったかと思った瞬間、

竿先に生命感を感じる引きが出る。

ミディアムの竿でも中々上がってこない。

むしろ、どんどん底に潜行していって、

ドラグが勢いよく滑る。

やっと足元まで寄せたが、バスは抵抗を諦

めず、取り込むのに手間取った。

50cm。2回連続の50うpは虎も初めてだ。

もしや前回と同じ魚か?と思って、先ほど写真を見比べたが、微妙に尻ビレ

の形、胸ビレの太さ、尾ビレ付け根が違うので別の魚という結論に至った。

恐らく前回のがオスで、今回のはメスだろう。

この池のビックカップルを釣り上げたが、虎は2年前にこれより大きなバス

を見たことがある。まだ生きていれば55以上にはなってるだろう。

なんとかしてそいつをとってやろうと思ったが、風がかなり強くなってきた

。風裏の別のワンドに非難する。

そのワンドのど真ん中の水草が生えてる場所にさっきと同じネコリグを

キャストした。すぐに一匹チビが釣れる。

その後、数キャストして竿先がいい曲がりを見せた。

さっきの50とは比べ物にならないが、中々の型だ。

40cmジャスト、この魚を最後に風も強いし雨の降りそうなので退散した。


次回は、フローターで秘境に行ってきます。


2008年 5月 6日 (火)

執念が自我を超越したとき奇跡が起きた


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執念の50ジャスト
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もはや言葉は無い
自分でやっといてなんとも厨臭いタイトル

だなっと思った虎です。

本日は遂にGW最終日。

紀ノ川での最終決戦に挑んできました。

果たして目標の50うpは捕れたのか、

以下本日の釣行内容。 

昨晩寝たのは午前3時前だった。

寝るといっても午前4時には起きようと

思っていたので少し横になる程度にしようと

床に就いた。

携帯のアラームは3回なるように設定してお

いたのだが、思いのほか眠りは深く気づいた

ら午前9時前だった。

またか・・・

寝過ごすのはいつものこと、よくあることなので慌てない。

むしろよく9時で起きれたもんだ。

すばやく身支度をし原付を紀ノ川に走らせた。

このGW中の目標として掲げた「紀ノ川で50を釣る」を達成させる

タイムリミットはあと今日だけしかない。

だからこそ慌ててはいけない。冷静に今までの釣行で見つけたヒントを

手がかりに釣りを組み立てていかないと。

とりあえず今日に至るまでに導き出した結論は、回遊のバスを水面もしく

は水中でルアーを静止して寄ってきたバスをワンアクション入れて

リアクションで食わす、といったところだろうか。

もしくはリトリーブで魚を寄せてこれもなんらかのアクションを入れて

くわせる、タフコンディション極まる紀ノ川ではまぁ当然の結果といえば

そうなるだろう。

そして今回虎が選んだルアーはスイムベイト。

でかバス狙いに使うようなビックスイムベイトではなく、ごく普通のサイ

ズだ。ナチュラルで尚且つアピールが強くて魚を寄せるルアーといえば

これくらいしか思いつかなかった。

9時半過ぎ、川辺ワンドに到着。

やはりGW最終日とあってか、先行者も多いような気がする。

スイムベイトを結んで釣りを開始する。

釣りを始めるといっても、回遊してくる魚を待たなければいけないので

最初はのんびりとしたもんだ。

ルアーのスイムテストだったりキャスティング練習をしてバスを待つ。

そして30分くらいすると30後半くらいのバスが前を横切った。

すぐさまスイムベイトを投げる。

できるだけバスの遠くに投げて、バスの進路の近くを通すように引いてく

る。バスがわずかに反応したが、追ってくるでもなくスルー。

その後、テトラの際から50は軽く越しているバスが姿を現した。

スイムベイトをさっきと同じ要領で投げる。

リトリーブしているとわずかにバスが反応、そのままフォールさせると

バスがスイムベイトによっていく。  が、食わない。

その後も4匹ぐらい同じようにスルーされた。反応はするが食わない。

時刻はもうすぐ11時、時間が無い。思い切って移動することにした。

移動したところのテトラに50オーバーのバス。十分に距離をとって

キャスト、水面をリトリーブした後テトラにわざとラインを引っ掛けて

水面でチョンチョンと誘う。

バスがよってくる、ピシッと竿を叩くようにワンアクション入れる。

バスが反応して、すごい勢いでルアーに迫る。 その距離わずか5cm。

食え!食え!!食え!!           心の中で叫ぶ。

しかし願いむなしく、バスはルアーを見切ったのかテトラの中に去って

いった。

その瞬間、自分が紀ノ川に負けたことを悟った。


もはや完全に諦めのついた虎は、岩出のとある野池に向かった。

紀ノ川には負けた、しかしこの敗北のためだけに一週間以上を無駄に使っ

たとは思いたくない。せめて岩出でGW中に50を捕りたい。

いや、捕らなければ気が済まない。

それはもはや目標に対する情熱ではなく、たった一尾を求める執念だった。

その池は、かつてはかなりの魚影の濃さを誇り、一時期俺の釣り友達周辺の

パラダイスであった。何回かトップで50の猛攻を受けたことがあるのだが

捕り逃している、ある意味ここにも因縁がある。

しかし、その後大阪方面の釣り人の増加や、減水などがありすっかり調子

を悪くして今や俺の中ではすっかり忘れ去られた池だった。

しかし、最近根来の池や他のかつて滅びた池が再び復活している情報を耳に

し、それならここもそろそろ復活していい頃だと思った。

予感は的中していた、丁度池に着いたときに先行者が40オーバーを上げ

ていた。

足元にはチビバスがうじゃうじゃ、30後半のバスも混じっている。

そこについてたスイムベイトを落とした。

するとそのバスがスイムベイトを食おうとした。

流石にでかすぎて口に入りきらずフッキングしなかったが。

           確信した、ここなら捕れる

とりあえずいろんなルアーをローテーションさせつつ池を一周する。

12半過ぎ、一周し終えてでた結論は上流より下流のほうが魚影は濃い。

ということだった。

先ほどの先行者は既に帰っていた、スローな釣りにシフトチェンジし、

ラバージグをセレクトした。

しかし、魚影が濃いということはチビバスも多いというわけで、しばらく

チビバスの猛攻に会った。

5匹目のチビバスを釣り上げた頃、虎の集中力は最大限に発揮されていた。

そろそろ出る、そんな予感がよぎった。

次の瞬間、ジグをアクションさせるために左右に動いていた竿先が止り

スゥーっと持って行かれた。

一泊置いて、確実にフッキングする。

竿が今までのチビバスとは桁違いのカーブを描いた。

この竿の重み、この引き、間違いなく50以上はある。

慎重にやり取りし、やっと足元まで寄せてくる。

バスの下あごを掴んだ瞬間、「ヨシッ!!」と叫んだ。

50cmジャスト、少々痩せてはいたがいいバスだった。

喜びとともに、今までGW中苦汁を舐めさせられた紀ノ川での釣りを

思い出して泣きそうになった。

1匹の魚にこれだけ感動したのはどれだけ久しぶりだろう。

そして改めて釣りは面白いものだと思った。


さて、最近雷魚だの、鯰だの、ギルだの、アマゴだのと外道が多かったで

すが、ちゃんとバスで締めれて本当によかた。

今年は最高にいいGWをすごせましたよ、ええホントに。


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