「釣り」という遊びに人生ごと飲み込まれた哀れな男の愉快な記述。

ブラックバス・トラウト・オフショア! ハンドメイドルアーの専門店 ルアーショップ「ギジェット」
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2008年 9月 4日 (木)

第二次紀ノ川攻略戦 6日目


そろそろしんどくなってきた・・・虎です。

気合入れて寝ずに朝の5時から釣りに出かけた。

が午前中今までのポイントのほとんどを回ってみたのだが鯰がつれた

だけで本命は全く反応が無く、午後から新天地開発のために井坂橋の

ちょい下のワンド(グーグルマップで見つけた)に入ってみた。

紀ノ川釣行はいつも半そでにサンダルというかなりの軽装で行っている

のだが、ワンド周辺は草木がやたら濃く進攻が難航した。

やっと入り口を見つけ水面には見えバスもちらほら。

午前が0匹だったのでまずは手堅くストレートワームの頭をちぎってさらに

短くしたやつのネコリグを投入した。

すると反応はすぐだった。

最初チビバスが掛かったと思ったが、いきなり近くのブッシュに向かって

凄まじい勢いで走りだしドラグが唸り声を上げた。

慌ててドラグを締めようと思ったがとき既に遅し。

60オーバーバラし事件からスピニングのラインを6ポンドにあげていたのだ

が切られてしまった。

引きがなんとなく今朝掛けた鯰に似ていたが、姿を見ていないのでなんとも

いえない。

バスだったらかなりのサイズだっただろう。


2008年 9月 2日 (火)

第二次紀ノ川攻略戦 5日目


現在5日目。


最大サイズ・・・38cm(雷魚は67cm)。


現在の進攻状況・・・イマイチ。


虎です。

今回の紀ノ川攻略、数はそこそこ出ているもののいまだ40cm以上はつれて

おらず。しかもしょっぱなに60オーバーをバラすという大失態でペースは

乱れ気味。

本日の釣行は「テンポのいい釣り」をテーマに、場所の状況に合わせて

いろいろなルアーを投げて状態を探り、ラン&ガンで積極的に移動を繰り

返したのだが、結局不発。

とりあえず今日も川辺の三日月湖に避難し、なんとか30cmくらいのを一匹

キャッチ。

あまり型もよくなかったので写真は無し。

そして暑さに負けて撤退・・・。


2008年 9月 1日 (月)

第二次紀ノ川攻略戦 4日目


Image150.jpg
35cm ネコリグで
もう9月になりましたね。虎です。

今日は9月になったというのに暑かった。

外の空気が真夏に戻ったような感じだった。

11時くらいから釣りに出かけたのだが、暑さ

で集中力が続かなかった。

紀ノ川本流はここ最近の雨でかなり増水し、

川は白く濁っていた。

春日川も増水はしていなかったが、田んぼの水

が流れてきて泥にごり状態だった。

川の方は諦め本流とは隔絶されている川辺の三日月湖にいった。

しかし来てみると小さな三日月湖が大増水していた。

だが濁りは入っておらず本流よりよっぽど状態はいい。

ネコリグで探っていると何とか35cmの魚が釣れた。

が、後が続かず暑さで集中力が底につき帰宅した。


2008年 8月 29日 (金)

第二次紀ノ川攻略戦 3日目


Image146.jpg
38cm
Image147.jpg
67cm雷魚。マジでパネェ
今回の記事の内容は29日の釣行の内容です。

虎です。

ちょっことだけ昼から釣りに行ってきた。

今日も春日川から釣りを開始したが、30cm

くらいのが1匹で振るわず、川辺の方に移動。

まずワンドではなく三日月湖に入る。

平日だろうが土日だろうがヘラ師が陣取って

いるのだが、今日は珍しくだれも居ない。

早速見えバスを発見したのでワーム投入。

一発でつれた。38cm

その後少し沖のほうに投げてスイミングさせる

と強烈なバイトが。

しかし凄まじい重量とひたすら暴れるような

引きでバスじゃないのが解った。

正体は雷魚。しかも67cmもあった。

そのあと3匹ほど35cm前後のバスを追加して終了。

本流以外では数を重ねることは結構できるが本流では未だ釣れていない。

まだまだ調査不足といったところか


2008年 8月 28日 (木)

第二次紀ノ川攻略戦 2日目


Image143.jpg
バズで雷魚。54cm。
Image144.jpg
前日と同じくらいのサイズ。ワッキーリグで
Image145.jpg
夕マヅメにスピナーベイトで鯰。50cm
今日自分は人生に残る大きな失敗をしてし

まった。虎です。

紀ノ川攻略2日目とうことで今日は早朝から

釣りを開始した。

今日の狙いは昨日狙ったポイントのさらに

下流。岩出橋から自動車学校付近までを探る

予定であった。そのためにウェーダーをバイク

につんで来ていた。

その予定が大きく狂うのが出発直後。

昨日最初に入った支流春日川。

昨日は何匹か見えバスがおり、魚の活性も高

かったためサイズ関係無くバスが取れる

ポイントと位置づけていた。

今日もとりあえず一匹釣ってこれからの釣り

に弾みをつけたいと思い、少し立ち寄ってみた

のだが・・・。

そこで自分は信じられない光景を目の当たりに

する。

まず40後半代のバスがしかもペアで一等地を

陣取っていた、これはチャンス到来。

ゲーリーのイカにネイルシンカーを打ち込み

所謂バックスライドするようにセットした。

それをバスの鼻先に落とし込みゆっくりとフォール。

食った!!

しかしあわせを入れるのが早くフックセットせぬまますっぽ抜け。

ミスってしまった。これは痛い。

今の一騒動でそのバスのペアは姿をくらました。

仕方なく諦めて、単車を置いてある場所まで戻ろうとすると、

上流を向いて集団で泳いで居るコイの群れの中にそいつはいた。

最初大きさが周りのコイとほとんどかわらないのでそれもコイだと思って

いたが、独特の体型・体色、そしてそいつ自身が放つほかの魚とは全く違う

オーラにそれが尋常じゃないほどでかいバスであることがわかった。

余裕で50オーバー・・・いや60さえもゆうに越している。

5年前、虎は57cmという池ではまずありえないようなサイズのバスを

釣り上げた。その魚がきっかけでバスフィッシングにのめりこみ

今に至るわけだが、それさえも超える怪物・・・

モンスターが目の前に・・・

自分は必死で興奮を抑え、冷静に対処しようとした。

しかし今にして思う、あの時自分は確実に冷静さを失っていた。

ただひたすらバスに存在を悟られぬよう硬直し、バスがどこかへ行く前に

何でもいいからルアーを落とすことしか考えられなかった。

そのとき自分が持っていたのはスピニングタックル。

ラインはフロロの4ポンド。正直ラインは一ヶ月以上使っているから

結構ぼろぼろでそろそろラインを巻き代えようと思っていたところだった。

それにいくら摩擦に強いフロロラインでも4ポンドで60オーバーと戦おうと

するのは少々無謀である。

大きいバスは歯が鋭いから、少しでもフッキングが遅れてラインごと口の

中に入れられるとあっというまに擦れちぎれてしまうからだ。

そのときにそれを思い出して、バックスライドイカをセッティングした

ベイトタックルに持ち替えていれば今頃このブログは祭状態だったかもし

れない。

食わせることには成功した、しかしフッキングも完璧に決まった次の瞬間。

ジイィィィィィィィィ!!

ドラグが凄まじい勢いで唸りだし、ラインがどんどん出て行く。

ラインがくたびれてきているのは最初から解っていたから、ドラグをあら

かじめゆるくしておいたのもあったのだが。

掛けたときの興奮のしようといったらもうすごかった。

完璧に冷静さを失った自分は歓喜の声をあげ、バスの確保を確信した。

そこで何を思ったのか、自分はドラグのつまみを4分の1回転ほど閉めてし

まった。

次の瞬間、歯の摩擦と凄まじい引きに耐え切れなくなったラインは音も無く

切れた。



自分は呆然と立ち尽くし、しばし思考が停止した状態だった。

そしてふと我に返り


押し寄せてきたのは


絶望


後悔の嵐だった。



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